担当霊能者 三輪神矢子先生
私は霊感の類は全く持ちあわせていないのですが、なぜか息子はそれがあるらしく、二歳の誕生日を迎えた頃から「家の中にこわい顔したおじちゃんがいる」と言いだし、ひどく脅えるようになりました。 最初は私も主人も取り合わなかったのですが、まだ二歳児とはいえあまりにも真剣に訴えかけるもので、念のために霊能者の先生にご相談することにしました。
ただ、いきなり祈祷師を家に呼んでお祓いをしてもらうというのも大袈裟な気がしたので(お金もだいぶかかると聞いたので)、とりあえずは霊能者の電話占いを利用することにしました。ママ友のネットワークを使って良い先生を探したところ、カミサマの肩書きを持っている三輪先生という霊能者がよく当たるということが分かり、さっそく電話して相談させていただきました。
最初に先生は我が家の様子を電話越しに霊視してくれました。そしてすぐに「お子さんのおっしゃっていることは事実ですね。お宅には霊が棲み着いています」と言われてしまいました。それはどんな霊なのですか?と恐る恐る訊ねたところ、「近隣の国道で交通事故死した男性の霊です」と言われました。さらに詳しい事情を聞いたところ、その霊は事故の遭った国道沿いに地縛霊として存在していたらしいのですが、それが何かの拍子でうちの家族にくっついて家まで来てしまったというのです。そして、その霊を連れてきた犯人は主人であるこということも判明しました。
「お宅のご主人の家系には霊媒的な素質が潜在していて、霊が憑依しやすい体質の方が多いようです。息子さんも恐らくその血を引いてしまったのでしょうね」
たしかに主人は霊を見ることはない人ですが金縛りにはよく遭うようで、今もときどき寝ている最中にうなされているのを隣で起こすことがよくあります。でも、まさか息子に霊能者の素質があるとはつゆほども思いませんでした。三輪先生に遠隔除霊をしていただいたことで、その晩から息子の脅えや夜泣きはぴたりと止みました。
世の中には人知を越えた不思議があるということは漠然と感じていましたが、まさかそれが我が家で起きるとは思ってもいませんでした。不気味ではありますが、貴重な体験をさせていただきました。
埼玉県川口市・戸田聖子さん(32歳)